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臆病だから生きている

雑記

過去の事しか語らない人間は終わってるらしい。過去の栄光ならまだいいが、僕の場合は苦い思い出ばかりだ。

 

例によって大学受験の失敗を引きずっており、学歴コンプが日に日に肥大化している。

高校をやめてからは社会との接点を絶って家に引きこもっていたのでコンプを感じることもなかった。が、大学入学が決まったからには嫌が否にも社会との接点が増えることになる。バイトを探す時や、物件を契約する時、奨学金を借りる時、様々なところで大学名に触れられる。相手の口から大学名が飛び出してくるのが怖い。

「大学はどこですか?」僕は一瞬ドキッする。「●●大学です。」「●●大学ですか。」相手はそれ以上言葉を繋げられず、気まずそうな顔をしながら口を噤んでしまった。微妙な反応。これが一番辛い。どうせなら糞味噌に貶された方がまだマシだった。一流大学なら「●●大学!?凄いじゃないですか!」と相手は僕を褒め、その後も受験で苦労した事とか、色々な話題に発展させることができるだろう。Fラン大学でも、「●●大学か?聞いたことねえな、高校時代遊びすぎたんだなw」「ああそうなんだよwネトゲに力入れすぎちゃってw」と笑ってごまかすことができる。しかし僕が行く大学はFランではないが、一流大学でもない。微妙な学歴。僕が大学名を言った後は気まずい空気が流れる。相手も反応しづらいだろうな。

こんな気持ちを感じたのは久しぶりだ。高校入学以来か。底辺高校にギリギリ滑り込み、例によって理想だけは高かった僕は現実とのギャップを感じ、学歴コンプを発症していた。制服を着て街を歩くのも恥ずかしかった。街中で高校生を見かける度に辛くてたまらなかった。常に自殺願望を抱えていた。それでも前に進めたのは、大きな目標があったから。結局叶わなかったけど。

今の僕にそんなものはない。目標をたてても結局は就職という名の約40年間の強制労働(50年になる可能性も有?)に繋がる。僕はそんなもののために頑張りたくない。

何のために生きるのか。人は理由がない事を極端に恐れ、何かと理由を見出したがる。僕の場合、生きる理由など存在しない。死ねるならとうに死んでいる。ただ、死ぬのが怖くて自殺を先延ばしにし、ここまで惰性で生きてきただけだ。

生きる為の目標も理由もない僕を死から遠ざけているのは家族の素晴らしい絆でもなく、恋人の愛でもなく、アニメやゲームと言ったくだらない趣味でもない。

臆病、ただそれだけが僕を生に縛り付けているのだった。

 

 

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