読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

能動と受動

写真 雑記

f:id:lihinihil:20170318195557j:plain

家族に「昔はもっと色々な事に積極的だったのに・・・。」と言われた。そんな事あっただろうか。僕が具体例を尋ねると、家族はかつて僕が頻繁にカメラを片手に旅に出かけていた事を例に挙げた。すっかり忘れていたが、そういえばそんな時分もあった。そんな事もあって久しぶりにカメラフォルダーを覗いてみると、そこにはすっかり色褪せてしまった懐かしい思い出達が眠っていた。

 

中学の頃、貯めていたお小遣いをはたいてカメラを買った。安いコンデジだけど、それまでは何を撮るにも使い捨てカメラかガラケーだったから、自分専用のちゃんとしたカメラだと思うと嬉しくて、ワクワクしながら色々なものを撮りに行ったのを覚えている。

f:id:lihinihil:20170318195948j:plain

f:id:lihinihil:20170318200038j:plain

f:id:lihinihil:20170318200123j:plainf:id:lihinihil:20170318201210j:plainf:id:lihinihil:20170318201344j:plainf:id:lihinihil:20170318201350j:plain

画質とか、構図とか、そういう事はどうでも良かった。ただひたすら犬や猫などの身近な動物、美しい花々、桜・深緑・紅葉・雪と移り行く季節達をフレームに収めた。カメラを通せば、日常的なものも、非日常的なものへ様変わりした。

次第に身の回りのものでは満足できなくなり、更なる非日常を求めて旅行に出かけるようになった。そんなに遠くまでは行けなかったけれど、たった一人でいくつもの電車を乗り継ぎ、何時間もかけて自分の見知らぬ土地まで行くのは当時中学生だった僕にとっては大冒険だった。f:id:lihinihil:20170318200833j:plain

 

f:id:lihinihil:20170318201154j:plain

 

f:id:lihinihil:20170318200809j:plain

 

f:id:lihinihil:20170318200901j:plain

 

f:id:lihinihil:20170318214028j:plain

今思うと、何故あれほどまでに熱中できたのかわからない。怠惰な自分のことだから外出、ましてや旅行なんてめんどくさいからいいやとでも言いそうなのだけど、当時は写真を撮るためだけに色々な所に出かけていた。

何事に関しても消極的だった僕を積極的にしてくれたのは、カメラだった。

 

例によって熱しやすく冷めやすい僕は高校生になり、次第にカメラから離れていった。それに伴ってあの頃の積極性も失われていった。

今の僕は、何事に関しても受動的だなと我ながら思う。あの頃のようにカメラ片手に旅行に行くどころか、身の回りの写真を撮る気力もない。数多くの失敗が、僕を受動的にしているのだと思う。

せっかく大学生になって時間があるのだから、久しぶりに写真を撮ろうと思う。昔みたいに遠くまで行かなくとも、カメラ片手に少散歩とか。カメラに関してもそうだけど、もう少し当時の自分を見習って色々な事に能動的にならなければいけないな・・・と思った。

 

 

 

広告を非表示にする